日本旅館協会北海道支部連合会は10日、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実績調査の2019年3月の結果をまとめた=表。前年同月の実績に対して宿泊人員は0.6%増、売り上げは11.9%増だった。
北海道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する旅館101軒が回答した。
宿泊人員は前年同月並みだったが、地区別では14地区のうち9地区がプラスだった。
宿泊人員の内訳は国内客が5.9%増、訪日客が15.9%減だった。北海道胆振東部地震(昨年9月)の影響などを受けて落ち込んでいた訪日客は、18年12月にプラスに転じたが、19年1月から3カ月連続でマイナスとなった。
売り上げは、「網走・網走湖・北見・温根湯温泉」以外のすべての地区が前年同月の実績を上回った。